疲労回復スペシャル エチカの鏡 まとめ 2010/08/29

たまっている疲れをとるにはどうしたらいい?

疲れはためてしまうことが一番危険
疲れのたまり具合が最新の検査法で数値化できるようになった
疲れるとヘルペスウイルスがだ液中に分泌される
この検査は現在臨床実験中、1〜2年ほどで一般的な検査となる予定
疲れを放っておくとどうなる?→行く末は過労死や過労による自殺
過労死:仕事のストレスとオーバーワークが重なることが原因と言われている。過度な労働や脳活動をさらに続けることで脳が体の異変に気付きにくくなり突然死してしまう
疲れは肉体と脳の両方が疲れている
疲れを解消する方法は?→脳と肉体の両方を解消する必要がある

肉体の疲れをとるにはどうしたらいい?

肉体の疲れをとる方法は?→休むのが一番有効
休めない人の解消法は?→薬を飲む・湿布を貼る・科学的根拠のある栄養ドリンクを飲む
肉体の疲労回復に「点滴バー」
栄養補給などで一時の疲れは回復する
肉体の疲労解消で重要な事は→疲れにくい体づくり・疲れがたまらない体づくり

疲労度チェック

1.電車に乗るとすぐに空席を探す
2.小銭を使わずすぐお札で払ってしまう
3.携帯電話は1年以上同じものを使っている
4.最近、新しいレストランに行っていない
5.文字の多い本より写真の多い週刊誌をよく買う
6.たっぷり眠っても自然にすっきりと目が覚めない
7.「遊びたい」より「眠りたい」
8.計算が遅くなった
9.同じものを買ってしまう
10.人にぶつかりやすい
6つ以上当てはまる人は要注意!(1つでも早めのケアが必要)

疲れにくい体づくりとは?

・疲れにくい体をつくる現存最古の舞台芸術「能」


能の基本動作であるすり足をすることにより大腰筋を活性化できる
1日5分やるだけで普通の歩き方にも反映されて疲れにくくなります
大腰筋:横隔膜から太ももにかかるインナーマッスル
大腰筋が活性化される事で太ももなどの筋肉は疲労しにくくなる
すり足の基本姿勢:ひざを軽く曲げて背筋を伸ばす手は体の前で円を描くような姿勢


「手は…」というか腕で円を描くような感じです。

背筋はまっすぐなまま腹の奥の大腰筋を意識してももを上げる
足の裏全体が床をするのではなく、かかとだけが床に付いている状態


つまり、膝を軽く曲げてかかとを床につけたままももを上げる、ということですね。

・女性に大人気!疲れない体をつくる(秘)エクササイズ
その1.肩こりがなくなるエクササイズ
デスクワークなどが多い方によく見られるどちらかの肩が上がっている姿勢。そのままだと肩こりなどの疲労がたまってしまう
肩こり:筋肉が一定の方向に緊張してしまう事で発生する
正しい姿勢に治すリセットコンディショニング
1.こったり張ったりしている場所に自分で手を添える
2.関節の力を抜いてブラブラと前後に腕を振る
3.クルクルと回す
4.2と3を10回ずつ交互にやる
こり固まっていた肩の筋肉は緩み肩こりは解消される
正しい姿勢に安定させるアクティブコンディショニング
1.脇をしめ腕を90度に曲げて後方に広げていく
肩の筋肉を逆方向に働かせることで後ろへの動きも覚え疲れにくい体になる
その2.腰と足の疲れを解消するエクササイズ
立ち仕事が多い方によく見られる姿勢で、どちらかに体重をかける事によって骨盤に歪みが生じる。そのために腰や足が疲れやすくなってしまう
骨盤の歪み:立っている時に片方の足に体重をかけ同じ体勢を続けてしまう事で発生
骨盤を正しい位置に治すリセットコンディショニング
1.座った姿勢で片足をリラックスさせてひざを持つ
2.ひざを持ち上げて、トントンとひざを床に打ち付けるよう上下に動かす
3.かかとを支点にしてクルクルと股関節から足を回す
4.2を5回、3を5回の合計10回程度行う
骨盤の正しい位置を安定させるアクティブコンディショニング
1.寝転んだ状態で肩ひざを立てる
2.伸ばした方の足を内回し(つま先を内側)にしながらかかとをひきずって、ひざがぶつかったら外に開いてゆっくりかかとを押し出す
正しい骨盤の位置で足の可動域を覚えさせ、重心が中心になり疲れにくくなる
その3.呼吸を正しい形にする
呼吸を正しい形にするリセットコンディショニング
1.左鎖骨の下、左肋骨の間(呼吸をすると動く箇所)を右手の指で抑えて左腕をブラブラと縦に回す。
2.左肋骨の下に左手を添えてリラックスして体を左に倒す。呼吸は自然に
これで呼吸すると空気が入りやすくなる
呼吸を正しい形にするアクティブコンディショニング
1.両手で肋骨の下を押さえ手で少し下げるようにしながら息を大きく吐き出す
これで肋骨がちゃんと動くようになる
その4.首を正しい形にする
首を正しい形にするリセットコンディショニング
1.手を頭の後ろで組んで頭、首の力をストンと抜いて肩ごと左右に小さくイヤイヤという感じで動かす
2.次に組んでた手をストンと落としてやや前傾で背骨を中心に少し回すような感じで揺らす。更に膝を軽く曲げ、深い体勢にし背骨の気持ちの良い所が見つかるはず
長くやればいいというものでもない
首を正しい形にするアクティブコンディショニング
1.腰に手を当て骨盤を肋骨に近づけるように膝を伸ばしたままカカトを上げ、左右交互に上下させる。
大切なポイントは、軸を真っ直ぐに置いたまま骨盤だけをしっかりと上に持ち上げること
だいたい10回ずつほどで整うと思われる

脳の疲れを取る方法は?

脳の疲れは肉体の疲れと比べ気付きにくい
脳の疲れは蓄積しやすい
脳の疲れがたまると神経細胞の働きが鈍くなる
伝達物質が減少し脳・体の異常を感知できなくなる
脳の疲れを放っておくと過労死や自殺といった最悪の事態も…



脳の疲労度チェック方法を教えてくれた医学博士の米山先生ですが↓こんな素敵な本も出されているようです。


脳の疲れに気付く方法は?→脳の検査をしてみないと分からない
疲労が簡単に分かる方法がある

あなたの脳がどのくらい疲れているかをチェック

1.両手を腰に当てる
2.利き足で片足立ちをする
3.目をつぶる
何秒間、体勢をキープできますか?
下記4項目の状態になった時点で終了
1.腰から手が離れる
2.目を開ける
3.利き足の位置がずれる
4.上げている足を床につける
疲労チェック安全値:39歳以下は30秒以上、40歳以上は20秒キープ


俺、10秒もできなかった・・・orz

脳の疲れを解消するにはどうしたらいい?

脳の疲れの解消法は?→体の疲れと違って自覚出来ない。脳には独特の疲労解消法がある

誰でもできる脳の疲労解消法その1

1分間、目を閉じる
疲労の解消の1つの方法としては視覚情報をカットして味覚や触覚などを刺激する→脳の使ってない場所を刺激する
脳への情報は視覚80%、聴覚8%、嗅覚・触覚など16%
つまり目を閉じるだけで脳への情報は80%カットできる
目を閉じて音楽を聴いたり、アロマを焚くのも視覚以外の聴覚や嗅覚を活性化させるので効果的


アイマスクをして食事をするクラヤミ食堂というのもあるようです。楽しそう。

誰でもできる脳の疲労解消法その2

アクション映画を観る
緊張させてからリラックスさせた方がよりリラックス効果が高い
アクション映画を観てドキドキして、最後スカッとすれば高ぶった意識がダランとするのでリラックス効果が高い
敷居の高い店に食事に行くのも、食べる前に緊張→おいしいという反応でリラックスできる

誰でもできる脳の疲労解消法その3

昼寝をする
夜の3時間の睡眠と昼寝の1時間と同じくらいの効果がある
一度、仰向けになってお腹でゆっくり呼吸をして足先が段々とダランとしてきてる。それからひざから下がダランとしてくる。そういう意識を持つ事で力を抜いて昼寝をすると有効。
寝る時はできるだけ暗くする。少しの明りでも網膜は刺激され脳が反応してしまう。
昼寝で効果的なのは30分〜60分
睡眠時間が長すぎるのは眠気や疲労感を増す事になる


「ホンマでっかTV」では20分て言ってた。

誰でもできる脳の疲労解消法その4

休みの日には普段しない事をする
事務職など普段左脳を使う人は、右脳を使えばいい→想像で何か絵を描くのがいい
デザインやものを作る作業、商品開発など右脳的な直感的な脳を使うので、逆に本を読むという作業がいい
知らない場所を訪れる事も脳にとってリフレッシュになる

誰でもできる脳の疲労解消法その5

緑の香りを嗅ぐ
緑の葉っぱの香り。公園などの自然環境の中で嗅いでいる香り。青葉アルコール、青葉アルデヒドといった物質
緑のある空間での作業はそれ以外の空間に比べて、ペースを守り続けてミスも少なかった
緑に含まれる成分が脳の機能低下を防ぐ
脳の疲労回復→脳を違うモードで使う