認知症予防スペシャル エチカの鏡 まとめ 2010/09/05

脳&認知症スペシャリストが自らしているボケ防止法・日常生活編

【松川フレディ先生】
・ナンバープレートの語呂合わせ
短時間で数字を読み取り語呂合わせをする→言語や過去の記憶などにアクセスし脳が活性化しボケにくくなる
・足の指でジャンケンをする
足の指はなかなか使わない→足の指を司る脳は衰えていく
手を使い足を使わない→脳の使い方のバランスが悪くなるんじゃないかと思う
特に普段使わないところ、足の指を使うことで脳をバランスよく使う→ボケ防止
米山公啓先生】


・新しいものを誰よりも早く買う
何かを買うという事は緊張感を伴う
「無駄になるかも」という緊張感→脳を活性化させる
「損をするかも」という緊張感が脳内にアドレナリンを放出し活性化
買ったものの使用法を学ぶ事で新ネットワークができボケにくい脳になる
【田中冨久子先生】


・料理をしっかり作る
ボケ防止の料理法1:買ってきた肉は1食分にわけて冷凍する
ボケ防止の料理法2:献立は家にある野菜を思い出しながら仕事帰りに考える
ボケ防止の料理法3:複数の作業を段取りよく進めることも脳に良い
献立を色々考える事が良い→脳内にアセチルコリンが分泌
アセチルコリン認知症予防で注目されている神経伝達物質
アルツハイマー病や認知症の患者はアセチルコリンが欠乏している
段取りを考え手先を使い料理する事は認知症の予防に繋がる
一人分の作りにくい汁物はインスタントでも良い
【霜田里絵先生】
・いつもの散歩道を逆周りに歩く
同じ道でも逆周りに歩くだけで新鮮な感覚を味わえボケ防止に効果的
・毎朝カフェで40分間瞑想する
40分間瞑想する→セロトニンの分泌量が増す→心を安定させ不安感がなくなる→ボケ防止
仕事に入ったときの集中力も増す


瞑想とは脳のデフォルト・ネットワークを活性化させる行為
デフォルト・ネットワーク→無意識・休息時に働く脳回路。夢や妄想を考えてるときに活動するネットワーク

認知症危険度チェック

1分間にあるお題に沿った、どれだけ多くの単語を思い出すことが出来るかを測る。
12個以上思い出せればOK!
軽・中度の認知症で前頭野機能に障害がある場合、4〜5個しかあがえることができない

脳&認知症スペシャリストが自らしているボケ防止法・運動編

古賀良彦先生】
・自転車に乗る
自転車は体を使うと思う→実は脳を使っている
人を認知・避けようと判断・ハンドルをきる→認知・判断・行動を瞬時に行う→ボケ防止
【寺沢浩次先生】
・シコを踏む
ボケ防止のシコの踏み方1:足を肩幅より少し広めに開き片足を振り下ろし腰を落とす
ボケ防止のシコの踏み方2:前傾になっている上半身を地面に垂直になるようにする
ボケ防止のシコの踏み方3:膝に置いていた両手を身体の後ろに下ろし30秒数える
シコを踏む→背骨の状況を整える効果がある
小脳・運動野・頭頂葉前頭前野が活性化→認知症に有効的
【柳沢秋孝先生】
・バック転をする
人間の体は筋肉を動かす時、運動野から電気を流す
バック転は全身の筋肉運動→脳が活性化→ボケ防止
・クマさん歩きをする
四つん這いになり両手両足を大きく動かす歩き方
全身の筋肉を使う事ができ、バック転をするのと同じ効果がある
【田中志子先生】
・鉄を入れたスニーカーを履く
負荷がかかり大腿の筋肉を強化する→脳が活性化→認知症予防になる
筋肉が加齢に伴い減少する事で日常の生活活動が低下
脳の活性化が妨げられる事が近年問題視されている
普段の生活に筋トレを自然に取り入れる事がボケ防止に繋がるという
茂木健一郎先生】
・蝶を観察しながらジョギングをする
普段人が走らないような道を走り蝶を観察するのが茂木先生流のジョギング法
このジョギングを茂木先生は5歳の頃から行っているという
もともとトレーニングの理論でマッスルコンフュージョンっていうのがあっていつも同じ負荷をかけたりすると体がなれちゃってダメになるんですね。脳も同じで脳をコンフュージョン、ちょっと混乱させるというかいきなり走り出したり止まったり蝶がいたら追いかけたりとか、わざと人が歩かないような道、草の中に入ったりとか、そういうことをする事によって脳に刺激を与えられるんですね。サプライズがあったり予測できない事があったりとかして、これが認知症予防になるんです。


「体がなれちゃってダメになる」というのはトレーニングの効果が薄くなるという意味だと思います。つまり脳も同じ事ばかりしてると、どんどん活性化されなくなるということでしょう。

・ブランコで靴飛ばしをする
遊び心を忘れないってのは本当に頭(脳)を若く保つためには一番大事な事。遊びっていうのは脳の回路を案外まんべんなく使っている。仕事って1つの事を集中してるとある特定の回路しか使われない事が多いんですけど、遊びっていうのは本当にいろんな回路をまんべんなく使うんで、ある意味では脳をフル回転しないと遊べないんで、特に「靴飛ばし」みたいなバカらしい遊びほどいいんじゃないですかね


ブランコを片足で乗るのが難しそう!w

ただ1人だとちょっと抵抗ないですか?そこがいいんですよ!子供の頃ってそういう事って恥ずかしいとか思わないでしょ?大人になると恥ずかしいと思う事によって脳の本来持っている能力を発揮できないでいるんですよね。「靴飛ばし」を恥ずかしいと思わずにやれる人は何歳になっても脳が若い人。
・回想法:幼い頃住んでいた家の間取り図を描く
ポイントはこれを手がかりに簡単には思い出せないような過去の経験や懐かしい事を思い出すきっかけ。普段使ってない脳の回路が活性化する。
小学校のとき好きだった子の名前・特徴、通学路なども良い

脳&認知症スペシャリストが自らしているボケ防止法・趣味編

【周東寛先生】
・カラオケを歌う
歌詞を暗記して歌う→記憶力を高める→左脳と右脳が活性化
・川柳を詠む
今の事を表現しようと構成するのが右脳
一生懸命考えるのが前頭葉
(文字を)並び替えて5・7・5で考えるのが左脳
(川柳は)脳全体を活性化するのにボケ防止に絶対いいと思います
ゴキブリ体操をする
ボケ防止のゴキブリ体操1:腰の下に座布団をしき背中と足が床につかないよう手足を自由に動かす
ボケ防止のゴキブリ体操2:休憩を挟みながら最低5分間は続ける
大腰筋の血流を良くし脳を活性化させボケ防止にも効果的
【須藤珠水先生】

・麻雀をする
麻雀は一手一手ごとに状況が変わる→変化する状況に対応→ボケ防止
【久保田カヨ子先生】
・帽子を編む
手先をリズミカルに動かす→脳全体を使い活性化させる
リズム運動をすると脳が活性化する
加齢により全身運動が出来なくなった場合、手先や足先の作業でも脳活性化の効果がある
・畑仕事をする
生き物を育てるという事なんです。犬でも盆栽でもいい
「生物を育てる」環境や栄養の与え方で結果が大きく変化。脳を最大限にトレーニングする!!
・ボケ防止には孫の面倒や地域に貢献する事が一番
【篠原菊紀先生】
・妻に「大好き」と1日数回メールする
恋をしている人の脳活動は分析する事ができるようになってきた
ドーパミン神経系が恋をしていると活発に働く
恋をする→やる気の維持→ボケ防止に繋がる

脳の衰えを食い止める方法

【松川フレディ先生】
散歩をする・日記をつける・恋をする
米山公啓先生】
普段やらない事をする・日記を書く