愛に飢えた女 クリスティン・キーラー

また、ザ・ベストハウス123から。


彼女も幼少期、親から愛を受け取れずにいたらしい。
TVでは泣いて帰ると継父に「泣き止まないと殺すぞ!」と言われていたらしい。
どこまで事実なのか分からないが、酷い扱いを受けていたのは確かなんだろうな。


そして彼女は家を飛び出し、愛を求めてか、それしかなかったのか、娼婦となった。
そしてソ連のスパイ・ウォードと出会い、彼を親や兄のように慕うようになる。
もちろん彼がスパイとは知らずに。


ウォードに教育されたキーラーは娼婦としてイギリス陸軍大臣・プロヒューモと関係を持つよう仕向けられた。
そして機密事項を聞き出すように頼まれた。
ウォードの役に立ちたい一心で彼女はスパイ活動を行ったとか、行ってないとか。


結果、大臣は辞任、与党も選挙で負け当時の首相も責任を取って辞任した。
イギリス政界の大スキャンダルとなったらしい。


この事件は、キーラーがいなくとも他の人が使われ、起こっていただろう。
しかし、彼女が子供のころ愛を受けていれば、少なくとも彼女はこんなことはしてなかっただろう。


まーめったにこんなことにはならないんだけど、子供へ愛を与えること、
子供が愛を感じることは重要なんだなと思うこのごろです。