病気は老化した喉から!日本列島ドライのど注意報 世界一受けたい授業 まとめ

■乾燥に対するのどケアを○×判定

○マスクをする
→マスクは自分の呼吸でマスク自体が濡れるため加湿に良い効果がある
冬の一般家庭の部屋の湿度が約30%に対し、飛行機内は10〜20%と特に低い。ホテルの室内も気密性が高いため約25%とやや低め。
○鼻で息を(鼻呼吸)する
→鼻の加湿作用で空気が加湿され喉が潤う
×口呼吸をする
→乾いた空気が直接のどに当たるため乾燥が進む
・口呼吸から鼻呼吸に変えるオススメの方法は寝るときに絆創膏を口に貼る
※呼吸が苦しいと感じる方、乳幼児は避けて下さい

春一番も吹きましたが、鼻には鼻毛でゴミの進入を防ぐ機能もあるらしいので花粉の酷いこれからの時期も鼻呼吸の方が良さそうですね。

×ごま油でうがい
○ガムを噛む
→ガムをかみながら喋ると唾液が出て喉を潤す効果がある。糖分があると唾液がネバネバするのでシュガーフリーがオススメ
○先生一押しの喉ケア・喉スチーム
→お湯1リットルに対し10gの塩と20gの重曹を溶かしタオルに染み込ませる。タオルを口に当て5分間呼吸をする。塩は喉を引き締め、重曹は喉を潤わせる効果が期待できる。

のどの老化によって起こる病気:誤えん性肺炎

2011年の誤えん性肺炎の死亡者数約2万5千人
誤えんとは食べ物が声帯が閉じないため肺に入ってしまう状態
若い人は肺に食べ物が入りそうになっても咳き込むことで吐き出すことが出来る。歳をとると肺に入っても入ったことに気づかない。その結果肺炎などを起こしてしまう。
急激なダイエットでも喉がやせ、声帯が開いてしまうことがある。

■のどの老化で体力が衰えてしまう

声帯が老化すると空気がもれて力が入らなくなる。力が入らないと物が持てなくなり筋肉が衰えてしまい体力がなくなってしまう。
テニスやハンマー投げの選手がインパクトの瞬間、声を出すのは声を出すと声帯が閉じて空気が逃げず力が出るため。

■のどが老化するとどういう影響が?

高い声が出なくなる
声が通らなくなり、話すのがおっくうになるので老人引きこもりになるという方も。

■のどの老化をチェックする方法とは?

男性30秒、女性20秒、楽な高さで「あーーー」と声を出し続けることが出来れば問題なし。それ以下だとのどの老化や声門閉鎖不全が疑われる。

■声帯を鍛える方法

両手のヒラを胸の前で拝むように合わせ、押しながら「エイ、ビイ、シイ」と5回大きな声で言う。
母音イとエは声帯に力が入りやすい
お風呂に入っている間だけでもいいので、出来れば毎日続けてください。
簡単だからといってやりすぎると逆にのどを痛めてしまうのでほどほどに行ってください。